【プレミアムテキーラ】初心者から始めるテキーラの美味しい飲み方講座③【地方】

どうも!タモティートです!

前回の更新からだいぶ経ってしまいました。

ただし、アガベが地中で育つのに5~7年かかる事を考えるとそんなに長く感じない不思議。

 

初心者から始めるテキーラの美味しい飲み方講座、第三回のテーマは

 

【地方】についてです。

 

地方というと、まずテキーラ原産地呼称のお酒だという話にもなるんですが、

 

☆☆☆

原産地呼称をざっくり説明すると、わかりやすいのがシャンパン。

発泡している炭酸のワインの総称がスパークリングワイン。

そのスパークリングワインの中でも、フランスのシャンパーニュ地方で作られたものがシャンパン。

俺らの地区は特別だぜ。その地方のこだわりがあるんだぜとルールを決めてるのが原産地呼称。他の地区で同じ製法で作ってもシャンパンとは名乗れません。スペインでは同じ製法のカヴァがあります。

☆☆☆

 

テキーラアガベの作られた地区や蒸留所の場所などのルールがありますが、

今回伝えたいのは勉強的な地方の説明ではなく、どこの地方のテキーラを選べば自分の好みのテキーラに出会えるかの話です。

 

この二つの地方の名前を覚えるだけで大体の事が解決します。

バジェスロスアルトス

この二つです。

 

どちらもハリスコ州にあるんですが、場所でいうと

バジェスが西側の標高の低い地方=ローランド

ロスアルトスが東側の標高の高い地方=ハイランド

ローランド側は昔からテキーラが作られていた地方らしくテキーラバレーとも呼ばれているようですね。

 

二つの地方の味の特徴とは?

バジェス

その昔からあるイメージの辛口のピリッとしたテキーラ

 

ロスアルトス

土が豊かでジューシーなアガヴェが出来る傾向にあり甘味があるのが特徴。

 

この二つの地方だけでもかなりの味わいの違いがあるのと、日本に出回っている人気銘柄が大体どちらかの地方で作られているほど有名な地方なので、まずはこの二つの地方のテキーラを飲み比べてみて自分の好みを見つけてみるのが早いかと思います!

 

バジェス地方の人気銘柄

クエルボ、サウザー、1800、エラドゥーラなど

ロスアルトス地方の人気銘柄

ドンフリオ、パトロン、カサドレス、アハトロなど

 

個人的には、飲みやすくて甘味のあるロスアルトス地方から始めると、入り口としては入りやすいと思います。

と言うか、僕がテキーラにハマるきっかけがロスアルトス地区の甘味のあるアネホをストレートで飲んだからなんですが(笑)

 

ここまでの三回でざっとしたテキーラの飲み方の紹介をしましたが、まとめておきます。

【飲み方】

ストレートでショットで飲むのも一つだけど色んな飲み方がある。

ショットが苦手なら炭酸で割ってみるのもあり!

【樽熟成】

熟成には三つの期間があり

ブランコ→テキーラらしいガツンとした味

レポサド→味わいのバランスが良い

アネホ→甘味やコクを感じる

【地方】

バジェス→辛口のピリッとしたタイプ

ロスアルトス→甘味のある飲みやすいタイプ

 

細かくいうともっと色々ありますし、

僕もまだまだ勉強中ですから笑(テキーラの記事を書くために、色んなブログを読んだり、あらためてテキーラエストロの教材を読んだりとアウトプットすることでよりテキーラの事を知ることが出来たのが良かったです。)

 

テキーラは飲んでいると何故か不思議に幸せに包まれていくお酒です。

度数がきついと感じる人は テキーラハイボールでごくごく

ウイスキーが好きな人は 樽熟成のアネホをストレートまたはロックで

独特の辛みが苦手な人はロスアルトス地方のアネホ

カクテルから始めてみるのもいいですし、

無理のない程度にパーティーでショットを決めるのもよし。

 

それぞれの好きな飲み方でテキーラを楽しんでいきましょう!

 

それではテキーラとアミーゴにサルー!(乾杯!)